卵から孵化するアヒルたちが、巨大なアヒルの工場で飼育され、肥育されていく。アヒルたちの運命が実は悲惨であることが徐々に明らかになり、一羽のアヒルが他のアヒルたちに呼びかける。と言うお話。
絵が凝った絵本です。ポップな絵はスーパーフラット的で、アヒル達の世界の裏側に何かが隠されていることを暗示しています。
そして、、
『Sitting Ducks』では、アメリカの有名な画家エドワード・ホッパーの代表作『ナイトホークス（Nighthawks）』がオマージュされています。エドワード・ホッパーの『ナイトホークス』は、1942年に描かれた絵画で、夜の都会のダイナーに集まる人々の孤独感や疎外感を表現した作品。この絵本のお話に厚みを持たせているように感じます。
Wikiより