最近、日本史に興味があって、いろいろと本を読んでいます。
最近読んでるのが、『東大のディープな日本史』。

日本史は勉強してもよくわからなかったんですよね。歴史のダイナミズムというか、何が歴史を動かしてきたのか、見通しのいい説明にあまり出会いませんでした。
あと、素朴な疑問に答えてくれるものがなかったというのもあります。
平安時代の貴族が優雅な生活をしてたのはわかるけど、お金はどこから搾取や徴収してるの?で、徴収するには、それなりの力(武力)がないとダメだけど、そんなのがあったの?
数々の幕府がいたけど、なんで天皇に取って代わろうとしなかったの?
などなど。
作者の相澤さんは塾の売れっ子先生のようです。
東大の日本史の入試問題もそのような疑問に答えさせる問題で、作者がわかりやすく納得できるように解説してくれます。
かなり骨太の本で、読んでると疲れますか が、好奇心が刺激される良書です。